知りたいこと☆おもしろいこと

日常で体験したことをシェアしたり、好きなものを紹介したり、これ知ってたら便利だな、ということを1記事について1つ書いていきます。このブログを入り口にもっとたくさんのおもしろいことを知ってもらいたいです。

英語が必要?日本語教師のボランティア

前回に引き続きボランティアのはなしをしまっす。

日本語の先生、もとい、日本語教師のボランティアについてです。

 

外国の方に関わるボランティアっていいですよね。

異文化交流できるし、非日常的だし、周囲からの受けも良さそう。

 

ちなみに周囲からの評価は「英語できるの?」でした

へへい!英語必要だと思うでしょう!いらないYO!

 

それでは次の国々が何を表わしているかお考えください

 

   (1) 中国

   (2) 韓国

   (3) ベトナム

   (4) フィリピン

   (5) ブラジル

      (6) ネパール  



はい、日本にいる外国人はどこの国の人が多いのかな?を順番に並べたリスト※1です。そして、この中で英語圏なのはフィリピンだけです※2

 

中国韓国は日本と同じで英語教育が盛んなので分かるひとは分かります

 

ベトナムの英語は、聞き取りずらい・・・ごめんねぇ、もっとがんばるねぇ

 

ブラジルとネパールは、そもそも英語教育を受けていない人のほうが多い

 

さらにいうと、日本人も英語めっちゃ勉強しているのに話せない人がわんさかいるってことは、他の国でも同じです

英語が苦手なひとって、どこの国にでもいる・・・それで日本語を勉強しようって言うのだからすごいよな、超リスペクト、まじ応援するし

 

もちろん英語圏からの方もいますし、EUのほうから来ている方は大体英語を話されます。でも地域の日本語教室に来るのは圧倒的に上記の国のひとが多いです。

 

入り口の数単語だけ学習者の言語を教師がわが覚えて、それを取っ掛かりにあとは日本語で日本語を教えていきます。「直接法」という教授法になります。

 

わたしが日本語の先生を始めたときに教室の先輩先生がくれた本が、よくまとまっていて分かりやすかったので、リンクを貼っておきますね。ご参考にどうぞ。

 

 

 

※1 

外務省「平成29年末現在における在留外国人数について(確定値)」(http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00073.html)

 

※2

外務省「フィリピン共和国基礎データ」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/philippines/data.html#section1)

フィリピンは家庭で話す言葉としてタガログ語がメインですが、そのほかに80種類の言語が話されていて、そのままだと国民同士で意思疎通ができなかったり、政治や社会参加ができなかったりしてしまいます。そのため、共通言語として英語を小学校のうちから習います。